Oさんは、のっぽ動物病院の拙ブログやFacebookが始まった頃、一番最初から応援して下さっていた、動物を愛する心優しいお友達です。
お写真を見るだけでも、ご家族様にとても愛されているとわかる、穏やかで温かい目をしたワンちゃんでした。
今朝急にメイが元気なく、ご飯食べない…先日…ネギがなくなっていたので「まさかたべた?」と思っていたがネットで調べると…ねぎ中毒の主な症状としては
・元気がなくなる・嘔吐・貧血・血尿全て朝の状況とあてはまるΣ( ̄。 ̄ノ)ノ
昨日まで病気などしたことなく…普段と変わらず元気だったメイ。病院で胆嚢が働いてなくこのままなにもしなかったら死の宣告。摘出手術しても助かるかどうか?だけど緊急手術をすることをお願いしたと先ほど財務大臣から連絡ありm(_ _)m頑張れ〜メイ
昨日まで元気だったのに、死の宣告?
・・・・とにかくお祈りをするばかりでした。
メイ享年12歳8ヶ月…余りにも突然に虹の橋に行ってしまいました。号泣しながらとても悲しいですがきれいに全身洗って、耳掃除して、爪切って、小さな祭壇を作り、庭に咲いていたお花を供えました…我が家に明るく楽しい幸せをくれたメイの思い出話しで家族談義に花を咲かせながら今夜一晩メイと一緒に過ごしたいと思います。いろいろ心配して頂いた皆様…メイは、突然の急死となりましたが今は安らかな眠りについてます…ありがとうございました。
そんな、そんな事って・・・。
そして、真夜中の更新。
病院待ちで撮ったメイ最後の姿です…
この時すでに胆嚢が壊死状態で、まったく素人には解りませんが黄疸も出てたとのことです。
メイは、今まで病気したことありませんでしたが人間と同じように定期健診の大切さを痛感しました。
この後の緊急手術からの心臓発作で突然天国に行ってしまいました。本当にメイには、申し訳ないです。
昨日まで元気で痛い素振りなく私たちに心配かけたくなかったのだと思います。
この話を間接的に聞いていたのっぽ先生も、亡くなったと聞いて、
しばらく声を失いました。
ビーグル犬というのは、体力的精神的にとても強い犬種で、
そのためギリギリまで我慢出来てしまったのかもしれない、とのっぽ先生は話します。
メイちゃんは、『胆嚢粘液嚢腫』という、とても難しい病気でした。
胆嚢粘液囊腫は突然発症し、急性経過で亡くなる事が多い、
非常に恐ろしい病気です。
もしそこで数値が高ければ、超音波検査などの画像診断を行い、
確定して治療をしなければなりません。
のっぽ動物病院でも、年間何回かはこの『胆嚢粘液嚢腫』という病気に遭遇します。
それほど稀ではありません。
しかし、診察から超音波の検査まで行けば見つけられる事もできますが、
(それでも画像診断は、胃のために見つけづらく難しいとされています。)
普段ご家庭で接しているぶんでは、なかなか周りにも分かり辛い、本当に難しい病気です。
実際、メイちゃんは前日までいつも通り、しっぽフリフリして食欲も旺盛、
お散歩も同じように行き、変わった感じもありませんでした。
Oさんやご家族の方々には、どうかご自分を責めないでほしい、と願います。
そして、我々獣医師も、このような病気があるための健診の必要性をもっと知って頂けるよう、
情報を提供していかねばならないと強く感じた次第です。
急なお別れは、ご家族様にとっても、あまりに辛すぎます。
メイちゃんの死はとても悲しいものでしたが、
その教訓をメイちゃんのためにも生かしていかなければ、、、、と思いました。
🍀
1年前のメイちゃん。
とってもお利口ですね・・・❤️
熊本地震も、木炭で応援!
メイちゃん、私たちに、愛と優しさをありがとう。
今頃、虹の橋の向こうで笑っていますね😊
OさんのFacebookより。
ワンコfbお友達の多くが虹の橋と言い方してたのでウィキペディアで調べるとなるほど〜⇩こう言うことなんですねー…
メイ待ってなくていいよ〜四十九日終わったら先に天国に行ってね〜たぶん性格上さっさと行くと思うけど…(笑)
【ウィキペディアより】
『虹の橋』は、作者不詳の散文詩の主題として取り上げられているので有名である。
作品は、1980年から1992年のあいだに造られたと考えられるが、正確な詩作の時期はなお不明である。
この詩あるいは文章は、ペットを失った動物愛好家のあいだで広く知られるようになり、最初はアメリカで流布していたが、世界中に広がり、日本でもこの詩の原文や翻訳、またそのヴァリエーションが広がっている。
詩は、亡くなったペットの魂が、虹の橋のたもとにある一面に緑の草原が広がる楽園に行き、そこで元の飼い主を待っていると、うたっている。
そして彼らの飼い主がまた世を去った日、この場所でペットと人々は再会し、虹の橋を共にわたって、天国へと入って行くと信じられている。
Oさんのお人柄もあって、たくさんの方々がメイちゃんのことを悲しみ、
また愛しんでいらっしゃいました。
この世ではお別れという言葉を使うけれど、心はずっと繋がっている、
そんな気持ちになりました。
Oさん、お話とお写真の提供を快諾頂き、本当にありがとうございました・・・!
心より感謝申し上げます。
のっぽ動物病院 永田浩之
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